◆ chdir/cd | |
chdir
[/d]
[パス名]
cd [/d] [パス名] chdirは、カレントディレクトリを変更するコマンドである。 パラメータ パス名・・カレントディレクトリの変更先を指定 /d パラメータにドライブ名が含まれている場合、カレントディレクトリ変更と同時に現在のドライブも変更
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◆ chkdsk | |
chkdsk
[ドライブ名[
:ファイル名]]
[/f]
[/v]
[/r]
[/x]
[/i]
[/c]
[/l[:サイズ]]
chkdskは、指定したディスクをチェック、状態を表示するコマンドである。 パラメータ ドライブ名・・検査、または修復の対象とするドライブ名を指定。省略時はカレントドライブ。 (マウントポイント、ボリューム名も指定可能) ファイル名・・チェック対象のファイル、又はディレクトリ名を指定(FAT/FAT32のみ)。 ディスクの検査だけであれば、指定する必要なし。 /f 検出されたディスクエラーを修復 /v 検査時に対象ディスクの、全ファイル・ディレクトリ名を表示 /r 不良セクタを見つけて読み取り可能な情報を回復する /x 最初に、必要に応じてボリュームのマウントを強制解除。/fオプションの機能も含まれる(NTFSのみ) /i インデックスエントリのチェックをスキップ(NTFSのみ) /c フォルダ構造の循環参照のチェックをスキップ(NTFSのみ) /l:サイズ ログファイルのサイズを指定サイズに変更。(単位はKB)省略時、現在のサイズ表示
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◆ cipher | |
cipher
[/e
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/d]
[/s:ディレクトリ名]
[/a]
[/i]
[/f]
[/q]
[/h]
[/k]
[/u
[/n]]
[パス名]
cipher /r:ファイル名 cipher /w:ディレクトリ名 cipherは、NTFSボリューム上のディレクトリ・ファイルの暗号化を制御する。 パラメータ ディレクトリ名・・ディレクトリ名を指定 パス名・・ファイル名またはディレクトリ名を指定。ワイルドカードの指定・複数のパス名指定可能 ファイル名・・拡張子を伴わないファイル名を指定 /a ファイルおよびディレクトリに対して操作を実行 /d 指定されたディレクトリの暗号化を解除。追加ファイルが暗号化されないようディレクトリをマーク /e 指定されたディレクトリを暗号化。追加ファイルが暗号化されるようディレクトリをマーク /f 指定ファイルやディレクトリを強制的に暗号化したり、暗号化解除したりする /h 隠しファイル属性・システムファイル属性が設定されているファイルを表示 /i エラーが発生しても操作継続 /k cipherコマンド実行ユーザーに、新しいファイル暗号化キーを作成 このオプションが指定されると他のオプションは全て無視 /n 暗号化キーの更新禁止。/uと対で使用する必要あり ローカルドライブ上の全ての暗号化ファイルを検出可能 /q 重要な情報だけを報告 /r:ファイル名 回復エージェントの秘密キーと証明書を作成、.pfxファイル(証明書と秘密キー)と .cerファイル(証明書のみ)に保存する(WinXPのみ) /s:ディレクトリ名 指定されたディレクトリとそのサブディレクトリ全てに、指定された操作を実行 /u 現在のユーザーのファイル暗号化キーや回復エージェントの秘密キーに変更があった場合、これらを更新 同時指定できるオプションは/nオプションだけ(WinXPのみ) /w:ディレクトリ名 指定されたディレクトリで利用可能な未使用セクタのデータをクリア /wオプション指定で他のオプションは無効
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◆ compact | |
compact
[/c
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/u]
[/s[:ディレクトリ名]
[/a]
[/i]
[/f]
[/q]
[ファイル名]
compactは、NTFS上のディレクトリやファイルの圧縮状態を表示・変更するコマンドである。 (圧縮・圧縮を解除) パラメータ ファイル名・・圧縮状態の表示や変更を行うファイルやディレクトリ名を指定。 ワイルドカードや複数のパスの指定可能。 /c 指定されたファイルやディレクトリを圧縮する 追加されたファイルも圧縮するようにディレクトリをマーク /u 指定されたファイルやディレクトリの圧縮を解除する 追加されたファイルの圧縮を解除しないようにディレクトリをマーク /s:ディレクトリ名 指定されたディレクトリ・それ以下のサブディレクトリに対して、圧縮・または圧縮解除する ディレクトリ名を省略するとカレントディレクトリが対象に /a 隠しファイル属性・システムファイル属性が設定されているファイルを表示する /i エラーが発生しても操作を継続 /f 指定されたファイル・ディレクトリに対して強制的に圧縮・または圧縮解除を行う /q 重要な情報のみを表示する
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◆ convert | |
convert
ドライブ名:
/FS:NTFS
[/v]
[/cvtarea:ファイル名]
[/nosecurity]
[/x]
convertは、dos/windows 9x系OSのファイルシステムのFAT16/FAT32 をNTFSに変換するコマンドである。 パラメータ ドライブ名・・変換したいドライブ名を指定。マウントポイント・ボリューム名を指定可能。 /FS:NTFS 指定ドライブのファイルシステムをNTFSに変換する /v 詳細モードで変換。すべてのメッセージを表示 /cvtarea:ファイル名 NTFSのシステムファイルのプレースホルダにするルートディレクトリの連続ファイルを指定(WinXPのみ) /nosecurity 変換されたファイルとディレクトリのセキュリティ設定に、どのユーザーもアクセスできるようにする(WinXPのみ) /x 必要に応じて最初にボリュームを強制的にアンマウントし、ボリュームへのハンドルをすべて無効にする(WinXPのみ)
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◆ defrag | |
defrag
ドライブ名:
[-a]
[-f]
[-v]
defragは指定されたドライブを分析し、ファイルの断片化を解消するコマンドである パラメータ ドライブ名・・最適化したいドライブ名を指定。ボリュームのマウントポイントを指定できる。 -a 指定したドライブの分析のみを実行し、簡単な分析レポートを表示 -f 最適化不要という分析結果が表示されても、強制的にドライブを最適化する -v 指定したドライブを分析し詳細な分析レポートと、最適化レポートを表示。 -aオプション併用だと、詳細な分析レポートのみを表示
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◆ diskcopy | |
diskcopy
[ドライブ名1:
[ドライブ名2:]]
[/v]
diskcopyは、あるフロッピーディスクの内容を、 もうひとつのフロッピーディスクにコピーするコマンドである パラメータ ドライブ名1・・コピー元となるフロッピーディスクを挿入するドライブ名を指定 ドライブ名2・・コピー先となるフロッピーディスクを挿入するドライブ名を指定 /v 正しくコピーされたかどうか検査しながら実行する。 検査しながらなので時間がかかる
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◆ diskcomp | |
diskcomp
[ドライブ名1:
[ドライブ名2:]]
diskcompは、2枚のフロッピーディスクの内容を比較し、比較結果を表示するコマンドである パラメータ ドライブ名1・・比較元となるフロッピーディスクを挿入するドライブ名を指定 ドライブ名2・・比較先となるフロッピーディスクを挿入するドライブ名を指定
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◆ diskpart | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
diskpart
[/s スクリプト]
diskpartは、WinXPの「ディスク管理」で可能なタスクをコマンドプロンプトから 実行できるようにしたコマンドである /s スクリプト スクリプトには、スクリプトを記述されたテキストファイル名を指定 単独でdiskpartコマンドを実行すると、サブコマンド入力待ち状態になります。 diskpart>
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◆ format | |
format
ドライブ名:
[/fs:ファイルシステム]
[/v:ラベル]
[/q]
[/a:サイズ]
[/f:サイズ | /t:トラック数 /n:セクタ数] [/c] [/x] [/1] [/4] [/8] formatは、ハードディスクやフロッピードライブなどの外部記憶媒体を初期化 (フォーマット)し、データをファイル単位で読み書きできるようにするコマンドである パラメータ ドライブ名・・フォーマットしたいドライブ名を指定。マウントポイントやボリューム名でも可能 /fs:ファイルシステム 使用するファイルシステムの種類を指定する ファイルシステムの種類 FAT FAT32 NTFS /v:ラベル ディスクに設定するボリュームラベルを指定 /q クイックフォーマットを実行。一度フォーマット済みのディスクに対して有効 /c フォーマット対象ディスク(ボリューム)に、圧縮機能を設定(NTFSのみ) /x 必要に応じ、フォーマット前にボリュームのマウントを強制解除する(NTFSのみ) /a:サイズ アロケーションユニットサイズ(クラスタサイズ)を指定。 ファイルシステムごとに指定できるサイズは異なる。 ■ 指定可能サイズ一覧 ■ NTFS : 512 1024 2048 4096 8192 16K 32K 64K (/cと同時使用が可能なのは、4096バイトまで) FAT : 512 1024 2048 4096 8192 16K 32K 64K 128K 256K (128K 256Kはセクタサイズが512バイトより大きい場合のみ指定可能) /f:サイズ フォーマット対象となるフロッピーディスクのサイズを指定。 (/tまたは/nオプション同時指定不可) ■ 指定可能サイズ一覧 ■ WinXP : 1.44 2000 : 160 180 320 360 640 720 1.2 1.23 1.44 2.88 20.8 /t:トラック数 ディスクの片面辺りのトラック数を指定(/nオプションと同時に指定する) /n:セクタ数 トラック辺りのセクタ数を指定(/tオプションと同時に指定する) /1 フロッピーディスクの最初の面だけをフォーマットする(Win2000のみ) /4 5.25インチ360Kフロッピーディスクを高密度ドライブでフォーマット(Win2000のみ) /8 トラック辺り8セクタでフォーマットする(Win2000のみ)
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◆ label | |
label
[/mp]
[ドライブ名:]
[ファイル名]
labelは、ディスクを識別するためのボリュームラベルを作成・変更・削除するコマンドである パラメータ ドライブ名・・ボリュームラベルの変更対象となるドライブ名を指定。マウントポイント・ボリューム名指定可能 ファイル名・・ボリュームラベルとする名前を指定 /mp カレントディレクトリがマウントされていた場合、マウント先のボリュームを処理対象に
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◆ mkdir/md | |
mkdir
ディレクトリ名:
md ディレクトリ名: mkdirは、新規ディレクトリを作成するコマンドである パラメータ ディレクトリ名・・新規作成したいディレクトリ名を指定する
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◆ mountvol | |
mountvol
マウントポイント
{
ボリューム名
| /d
| /l}
mountvolは、マウントポイントの作成と解除 マウントされているボリュームを一覧表示するコマンドである パラメータ マウントポイント・・マウントするディレクトリ名を指定 ボリューム名・・マウント先のボリューム名を指定 /d 指定されたディレクトリからマウントポイントを解除する /l 指定されたディレクトリにマウントされているボリュームを一覧表示
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◆ pushd/popd | |
pushd
[パス名]
popd pushdは、カレントディレクトリを記録・変更するコマンド popdはpushdコマンドで直前に記録されたディレクトリを復元するコマンドで両者は基本的に一対で使用 パラメータ パス名・・カレントディレクトリの変更先を指定
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◆ rmdir/rd | |
rmdir
[/s]
/q]
ディレクトリ名
rd [/s] [/q] ディレクトリ名 rmdir・rdは、ディレクトリを削除するコマンドである パラメータ ディレクトリ名・・削除指したいディレクトリ名を指定 /s 指定したディレクトリとそのディレクトリに含まれるサブディレクトリやファイルをすべて削除 /q /sオプションを指定してディレクトリを削除する前に、確認メッセージを表示しない(QUIETモード)
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◆ subst | |
subst
ドライブ名
ディレクトリ名
subst ドライブ名 /d subst substは、任意のディレクトリに実体のないドライブ名を割り当てるコマンドである パラメータ ドライブ名・・ディレクトリに割り当てる仮想ドライブ名を指定 ディレクトリ名・・仮想ドライブとするディレクトリ名を指定 /d 割り当てられた仮想ドライブを削除する
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◆ verify | |
verify
on off
verifyは、ファイル書き込みの際にディスクに正しく書きこまれたかどうかを チェックするかどうかをシステムに支持するコマンドである(デフォルトではoff) パラメータ ドライブ名・・ディレクトリに割り当てる仮想ドライブ名を指定 ディレクトリ名・・仮想ドライブとするディレクトリ名を指定 on off 書き込みチェックを有効(on)、または無効(off)にする
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◆ vol | |
vol
[ドライブ名]
volは、指定したドライブのボリュームラベルとシリアル番号を表示するコマンドである パラメータ ドライブ名・・ボリュームラベルを表示したいドライブ名を指定
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