ディレクトリツリーごとファイルをバックアップ
ツール導入とはあまり関係がないかもしれませんが、
前ページの「増分バックアップ」の項で記載した
『アーカイブ属性のファイルをバックアップした後、ファイルのアーカイブ属性を解除』は、
XCOPYコマンドにオプション「/M」や「/D・・・」を指定しても同じ事ができます。
XCOPYで使用する事のできる /M は、コピー先にアーカイブ属性のファイルのみをコピーした後、
コピー元のアーカイブ属性を解除します。なお、アーカイブ属性は、ファイルを更新すると再設定されます。
また /D:[月-日-年] は、[月-日-年]に指定した日付以降に変更されたファイルのみをコピーします。
(日付を省略した場合は、コピー先ファイルの日付よりも新しいファイルのみをコピー)
このXCOPYは、ファイルをコピーするコマンド「COPY」の
拡張コマンドで、ディレクトリ構造(サブフォルダを含む)の一括コピーやコピー対象ファイルの除外など、
COPYコマンドでは行えない複雑な処理を行う事ができる便利なものです。
狭い範囲の同期やバックアップなどでしたら、XCOPYで十分事足りると思います。
(使用可能なオプションや、詳細な解説などはXCOPYをご参照下さい。
なお、次ページではXCOPYによる簡単なバックアップの解説を掲載しています。)
1:バックアップツール・仕組みの一例
2:バックアップツール・基本機能
3:バックアップにも使えるコマンド XCOPY
4:XCOPYによるバックアップの例
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